GOLF CLUBS
ゴルフクラブ
2025/6/9

お薦めゴルフクラブ 2025年人気ドライバー10選

ドライバーとは

ゴルフは14本のゴルフクラブで行う競技ですが、ドライバーは14本の中でも最も長く、最も遠くへボールを飛ばすことのできるゴルフクラブです。多くの場合、そのホールの第1打(ティーショット)としてティーアップしたボールを打つゴルフクラブです。ドライバーは14本の中では一番軽いゴルフクラブですが、長さは最も長く、大きなヘッドを持つことが特徴です。方向性や弾道などを制御するのが難しいという面もありいますが、ドライバーで大きな飛距離を出すことは、ゴルフをプレーするうえでの最大の楽しみの一つで、多くのアマチュアゴルファーの憧れです。
特にアマチュアレベルではドライバーショットの成否が大きくスコアに影響するため、自分に合ったドライバーを選ぶことは大変重要です。

ドライバーの選び方

ドライバーを選ぶ際は、まずショップなどで試打することをお勧めします。ただ、多くのメーカーから多数のドライバーが発売されていて、そのすべてを試すことは不可能です。そこで、ドライバーのタイプを知っておくことで、効率よく自分に合ったゴルフクラブを見つけることができます。最近では1ブランドで2~4パターンのモデルが発売されることが多いのでどのモデルが自分に向いているかも分りやすくなります。

ドライバーのタイプ別特徴

タイプ 特徴
寛容性重視タイプドライバー 慣性モーメントが高く、ゴルフクラブヘッドがぶれにくい特性を生かしてミスヒットを起きにくくしているゴルフクラブです。また、重心位置が深く、ボールが上がりやすい設計なので楽に振れます。初心者から上級者まで幅広いユーザーに適応するタイプです。
つかまり重視タイプドライバー 適度につかまるクラブヘッド形状(ドローバイアス)により右へのミスを低減してくれます。スライスが多く出るゴルファーや右へのミスが多いゴルファーに最適のゴルフクラブです。ドローボールを打ちたいユーザーにもおすすめです
強弾道・ロースピンタイプドライバー スピン量の少ない強弾道で飛距離を稼ぐタイプです。重心位置が浅くボールが上がりにくい設計で右にも出やすい傾向があるため、ある程度パワーのある上級者向けのゴルフクラブです。
軽量タイプドライバー クラブヘッド重量を軽くすることで、体力的に自信のないユーザーや女性、高齢ゴルファーでも振りやすいタイプです。寛容性も高く初心者にも向いています。また、クラブヘッドの軽さを生かしてヘッドスピードを上げたいゴルファーにもお勧めです。

2025年人気ドライバー10選

PING G440 MAXドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 PING G440 MAX
発売元 PING(ピン)
価格 ¥107,800(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 301
バランス D3
標準クラブ長 46インチ
ロフト角 9度、10.5度 12度
可変スリーブ・弾道調性機能

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

PINGのGシリーズは低重心、深重心を追求し、慣性モーメント(MOI)を向上させることにより寛容性、方向性を重視するゴルフクラブとして高い評価を獲得してきました。今回新発売のG440MAXは歴代Gシリーズの中でもとびぬけた飛距離性能が売りです。前作のG430も安定性に加え、高い飛距離性能で大ヒットとなりましたが、それを上回る飛距離性能が期待できます。飛びの秘密は「飛び重心」。前作のG430より重心位置を下げることで、インパクト時にボールへエネルギー伝達効率と飛距離性能が向上する理想的な重心ラインそれが「飛び重心」です。
試打データでは、ヘッドスピード45.1m/sでボール初速65.1m/s、スピン量2419rpm、打ち出し角度16度、飛距離267ヤードと高い飛距離性能が確認されています。

寛容性

前作のG430 MAX 10Kで培った高慣性モーメント(MOI)設計を継承。上下左右の合計値10,000g・㎠(10K)に近い高慣性モーメント(MOI)を達成しています。この高い慣性モーメント(MOI)により、オフセンターヒット時にもクラブヘッドがぶれにくく飛距離ロスを抑え、曲がり幅も抑えることができます。また、この高慣性モーメント(MOI)により46インチという長尺シャフトでも安定したショットを生み出すことが可能なゴルフクラブとなっています。
打点をずらしても曲がらない高い寛容性と前作「G430 MAX」から改善されたつかまりやすさによって、スライサーやドライバーが苦手なゴルファーの強い味方になるでしょう。

打感・打音

「G440 MAX」は、打感と打音の面でも改良が施されています。前作で指摘されていた金属的な打音が、サウンドリブの効果により解消され落ち着いた音になっています。
これまでPINGのドライバーといえば打感がやや硬い印象ですが、「G440 MAX」の打感は柔らかく、厚みを感じさせるとても好感の持てる打感を持ったゴルフクラブです。

テーラーメイド Qi35ドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 Qi35
発売元 テーラーメイド ゴルフ株式会社
価格 ¥99,000(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 304
バランス D1
(2025 Diamana SILVER TM55)
標準クラブ長 45.5インチ
ロフト角 9度、10.5度 12度
可変スリーブ・弾道調性機能

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

ステルスで採用されたカーボンツイストフェースは今作のQi35シリーズで4世代目となり熟成が進みました。カラーも精悍なブラックとなり、見た目にも締まった印象を与えます。カーボンのメリットであるチタンの約半分と言われる軽さを活かして、クラブヘッドの周辺重量を最適化、低重心を実現しています。これにより、フェース面の重心位置を下げることを可能にし、有効打点エリア飛距離アップにも貢献しています。最適な打ち出し角と低スピンを実現し、飛距離が最大化されています。試打データでは、ヘッドスピード45.3m/sでボール初速65.8m/s、スピン量2045rpm、打ち出し角度15度、飛距離272ヤードと高い飛距離性能が確認されています。

やさしさと操作を両立

「Qi35」は、慣性モーメント値が大きく、クラブヘッドがブレにくい設計のゴルフクラブです。
ミスヒット時でもサイドスピンが入りにくく、直進性が向上しています。また、テーラーメイド独自の「ツイストフェース」は芯を外した場合でもボールの曲がりを最小限に抑え、飛距離の落ちを防いでくれます。クラブヘッドの前後に重さの異なる2つの可動式ウェイトの調整で、低スピン+強弾道と高弾道+寛容性アップの2通りの球筋が選べます。

打感・打音

「Qi35」は、カーボンフェースを採用しながらも、チタンフェースに近い打感・打球音で違和感がありません。打感は柔らかく、吸い付くようなフィーリングが特徴で、金属フェースを感じられる打音が心地よいと評価されています。 他メーカーで多く採用されているチタンフェースからの切り替えも違和感はありません。
むしろ軽量さを活かしたクラブヘッド設計により、飛距離性能と高い寛容性を高次元で両立させ、よりやさしく、遠くへ飛ばすゴルフクラブになっています。

キャロウェイ ELYTEドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 ELYTE
発売元 キャロウェイゴルフ
価格 ¥107,000(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 306
バランス D2.5
標準クラブ長 45.5インチ
ロフト角 9度、10.5度 12度
可変スリーブ・弾道調性機能

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

「ELYTE」の一番の進化ポイントはフェースです。前作のPARADYME Ai SMOKEのAiスマートフェースに比べコントロールポイント(フェース上にある、最適な弾道に補正する場所)が10倍の25000ポイントに増加。また、前作よりもよりシャローで、投影面積の多い安心化の有るデザインとしながらも空気抵抗を大きく減少することに成功。ヘッドスピードの向上に大きく貢献しています。この進化した「Ai 10x FACE」と空力効果により、前作にくらべ飛距離で最大8ヤード伸び、着弾範囲を最大19%狭ばめる(キャロウェイ調べ)効果をもたらすとのことです。これらの驚異のパフォーマンスはAIの進化が大きく寄与しています。大量のリアルスイングデータをインプットし各ポイントにおける補正制度を高め飛距離のロスと寛容性の向上を実現しています。

寛容性

クラブヘッド後端に取り付けられた3か所のウェイトポートに約13グラムのウェイトを装着。ウェイトの装着場所を変更することで、ドロー、フェード、ニュートラルの弾道調整が約20ヤードの左右幅で可能となっています。今回「ELYTE」に装着された弾道調整機能はウェイトをスライドさせるタイプだった前作の「Ai SMOKE」から着脱式に変更することにより、軽量化も達成。重量配分の最適化に大きく貢献しつつ、よりクラブヘッドの外周に密度の高いウェイトを装着することが可能になったことで寛容性の高いゴルフクラブになっています。

打感・打音

今回の「ELYTE」の打感は、前作の「PARADYME Ai SMOKE」などにくらべはじき感の強いやや硬めの印象で、打音はやや金属音が混じった高めの心地よい打音です。進化したAiフェースはどこにあたっても曲がり幅が少なく、気持ちいいショットが望めそうです。

コブラ DS-ADAPT X ドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 DS-ADAPT X Driver
発売元 コブラゴルフ
価格 ¥93,500(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) -
バランス D2(LIN-Q for Cobra)
標準クラブ長 45.25インチ
ロフト角 9度、10.5度
可変スリーブ・弾道調性機能

ゴルフクラブのインプレッション

最高に進化した33通りの「カチャカチャ」

コブラ独自の新技術「FutureFit33™」の採用により、33通りの弾道調整を可能にしました。他メーカーのカチャカチャはロフト角とライ角の組み合わせがあらかじめ決まっており、8通りの弾道調整ができるのが一般的で、ロフト角を増やすと同時にライ角をフラットしたりアップライトしたりということができませんでした。「FutureFit33™」はロフト角とライ角をそれぞれ-2°~+2°の間で13通り角度を独立して調整することで様々なスイングスタイルに合わせたフィッティングが可能です。DS-ADAPT Xはミスを最小限に抑え、理想の弾道を得られるドライバーです。

エアロダイナミクス効果によるヘッドスピードの向上

DS-ADAPT Xは流線型のフェース部分、より高いクラウンピーク、さらに持ち上がった後部、そして新たに低く設計されたヒールの組み合わせで、最速のヘッドスピードを実現したゴルフクラブです。

大型鍛造フェースによる高初速を実現
15のポイントに分割し、AI を駆使して、それぞれのポイントを戦略的な厚さで設計したH.O.T.フェーステクノロジーを採用した大型の鍛造フェースによりたわみ性能が向上しました。これにより、より力強い飛距離とボールスピードを実現します。フェース周辺部、クラウン部の高い剛性と相まってボールの打ち出し速度を向上させ、高い飛距離性能を実現しています。

タイトリスト GT2ドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 GT2
発売元 タイトリスト
価格 ¥107,800(税込み)
スペック ヘッド体積460cc
総重量(g) 306
バランス D2.5
標準クラブ長 45.5インチ
ロフト角 8度 9度、10度 11度
可変スリーブ

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

GT2ドライバーの注目ポイントは、フェース設計と重心設計の最適化です。新開発の「プロプライエタリーマトリックス ポリマー」をクラウン部分に採用し、余剰重量を適切に配分、浅重心かつ低重心の設計を実現しました。これにより、適切な打ち出し角と低スピン効果が生まれ、飛距離が最大化されます。また、フェースには高強度素材を使用し、エネルギー伝達効率を向上させることで、ボール初速の向上を実現。試打データによると、ヘッドスピード45.7m/s時にボール初速66.1m/s、スピン量2364rpm、打ち出し角15.9度、飛距離276ヤードという非常に高いパフォーマンスが確認されています。飛距離を求めるゴルファーにとって、GT2 ドライバーは強力な武器になること間違いなしです。

寛容性

クラブヘッドの形状と慣性モーメント(MOI)の向上により、スイートスポットを広げることに成功。これにより、オフセンターヒット時でも飛距離と方向性のロスを最小限に抑えた安定した弾道が得られます。また、独自のフェースデザインにより、スピン量を低減。サイドスピンが抑えられることで、曲がり幅が少なくなり直進性の高いゴルフクラブになりました。試打したクラブフィッターからは「ミスヒット時のフェース面での横滑りが少なく、サイドスピン量が減少しているため、曲がりにくい」との評価も。さらに、ウェイト調整機能「SureFitCGウェイトポート」が搭載されており、プレーヤーのスイングタイプや弾道の好みに応じてセッティングを変えることで、さらなる安定性が得られるクラブです。

打感・打音

GT2 ドライバーは柔らかく心地よい打感を実現しています。フェースの素材と構造の最適化により、ボールがフェースにしっかりと乗る感覚が強く、「打感が柔らかく、ボールがゴルフクラブにくっつくような感触がある」との評価を受けています。また、前作のTSRシリーズと比較して、打音がやや抑えられており、より心地よいサウンドになっているのも好感が持てます。高音すぎず、低音すぎない絶妙なバランスが取れた音質は、多くのゴルファーに受け入れられそうです。このドライバーの打感と打音は、ショットごとの感覚を正確に伝えてくれるため、スイングの改善にも役立ちます。GT2 ドライバーは性能だけでなく感覚的な満足度も追求したゴルフクラブになっています。

スリクソン ZXiドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 ZXi
発売元 ダンロップスポーツ
価格 ¥85,800(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 303
バランス D2(Diamana ZXi50)
標準クラブ長 45.75インチ
ロフト角 9度、10.5度
可変スリーブ・弾道調性機能

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

ヒール部分とトウ部分を肉厚にし、センター部分をスリクソン史上最薄とすることで大きなたわみを生み出し、衝突エネルギーを効率よくスピードに変える「i-FLEX」フェースを採用。フェースがたわむだけでは単なるエネルギーロスになってしまいますが、フェース周辺部、クラウン部分などの剛性を上げることでたわみをパワーに変えるのが特徴のゴルフクラブです。

寛容性

クラウンの強度を上げると重量がかさみ、重心位置が高くなる弊害が出ます。ダンロップは独自の「STAR FRAME CROWN」テクノロジーで強度を保ちながらクラウン全体を肉薄化することに成功。余剰重量を周辺部に最適配分することで高い慣性モーメント(MOI)と低重心を実現しています。これにより飛距離を犠牲にすることなく高い寛容性を生み出しました。

操作性

高い慣性モーメントと適度なスピン量により、プレーヤーは自在に弾道をコントロールしやすいドライバーです。また、フェースレーザーミーリングによりフェースが濡れた状態でもボールが食いつきしっかりスピンコントロールすることが可能です。さらに、ウェイトの配置変更により、操作性をマイルドにすることも可能で、プレーヤーの好みに応じたカスタマイズが可能なゴルフクラブです。

ダンロップ XXIO13ドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 XXIO13
発売元 ダンロップスポーツ
価格 ¥92,400(税別)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 281
バランス D3(ゼクシオ MP1300 カーボンシャフト)
標準クラブ長 45.5インチ
ロフト角 9.5度、10.5度 11.5度

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

「XXIO 13」ドライバーは、新技術「BiFLEX FACE」により高初速エリアを従来モデルの125%拡大しています。この技術は、フェースのトゥサイドからヒールサイドにかけて外周部の剛性を最適化し、センターからオフセンターショット時のたわみを大きくすることで実現しました。
さらに、ダウンスイング前半の空力をコントロールする新技術「New ActivWing」により、ヘッド挙動を安定させ、芯に当たりやすくなり効率的なエネルギー伝達を実現しています。
芯を広げ、芯に当たりやすくすることで飛んで曲がらないゴルフクラブに進化しています。

寛容性

芯を広げる新技術「BiFLEX FACE」と芯に当てやすくするは新技術「New ActivWing」は同時に寛容性も高めたいます。広いスイートスポットとオートマチックにスイートスポットに当たってくれる性能はすべてのゴルファーに大きな安心感を与えてくれるゴルフクラブです。
試打レビューでは、ヘッドスピード42.9m/sでボール初速65.2m/s、スピン量2278rpm、打ち出し角17.6度、平均飛距離256ヤードと高い数値が報告されています。また、ミスヒット時でも弾道に大きな影響が出にくく、安定したドローボールが打てるゴルフクラブと評価されています。

打感・打音

XXIOシリーズといえば爽快な打音が特徴で、この音にひかれてこのゴルフクラブを使用し続けるユーザーも少なくありません。「XXIO 13」でも打音へのこだわりは健在で、サウンドリブの効果により高く伸びのある打音を実現しています。打感は球離れが早く、やや硬めのはじき感の有る印象です。

ブリヂストン B3MAXドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 B3MAX
発売元 ブリヂストンゴルフ
価格 ¥99,000(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 284
バランス D2
標準クラブ長 45.5インチ
ロフト角 9.5度、10.5度
可変スリーブ

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

「B3 MAX」ドライバーは、ブリヂストン独自のカーボンモノコックボディを採用しています。この構造により、生まれた約40gの余剰重量を最適な位置に配置することで、スイング時の安定性とエネルギー伝達効率が向上させています。さらに、内部にブリヂストン独自の「サスペンションコア」を搭載し、トウ側とヒール側の反発性能を高めることで、飛距離ロスを軽減しています。これらの技術により高いボール初速と最適な打ち出し角が得られ、高い飛距離性能を実現しています。

寛容性

「B3 MAX」ドライバーは、カーボンモノコックボディによる軽量化と剛性向上により、慣性モーメント(MOI)を高めています。これにより、オフセンターヒット時でもボールの飛び出し方が安定し、ミスショットの影響を最小限に抑えることができます。また、フェース面に施された「スリップレスバイトミーリング」により、インパクト時にしっかりとボールをとらえ、スピンを軽減しボールの直進性を高めています。

打感・打音

打感は柔らかめでフェースに吸い付くようなフィーリングです。「スリップレスバイトミーリング」の効果で滑らず強い弾道を生むゴルフクラブです。

ヤマハ INPRES DRIVESTAR TYPE/Dドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 INPRES DRIVESTAR TYPE/D
発売元 ヤマハ
価格 ¥97,900(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 289
バランス D4
(SPEEDER NX for Yamaha TM-425D S)
標準クラブ長 45.75インチ
ロフト角 10.5度 11.5度

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

「INPRES DRIVESTAR TYPE/D」ドライバーは、三菱ケミカル製の国産カーボンシートを8方向に積層した「OCTA ANGLE CARBON FACE」を採用しています。このフェース構造により、高初速エリアが拡大し、ボール初速が向上しています。
さらに、カーボンフェースの軽さを活かしクラブヘッド内部の重量配分を最適化することで、スイートスポットが拡大し、ミスヒット時でも飛距離ロスを最小限に抑える設計となっています。

寛容性

「TYPE/D」モデルは、つかまりの良さと高弾道を追求した設計が特徴です。クラブヘッド形状は投影面積が大きく、安心感のある大型ヘッドで、球のつかまりやすさを重視しています。
また、軽量カーボンフェースと軽量カーボンクラウンの採用で余剰重量を最適配分し、縦横合計約10Kの高慣性モーメント(MOI)を達成。ブレの少ないクラブヘッドで優しく飛ばせます。

打感・打音

楽器メーカーでもあるヤマハならではの打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音を解消しています。慣性に訴えかける心地よい打感と打音を実現しています。

プロギア RS MAXドライバー

出典:ビクトリアゴルフ
商品名 RS MAX
発売元 プロギア
価格 ¥93,500(税込み)
スペック ヘッド体積 460cc
総重量(g) 308
バランス D2.5(TENSEI FOR PRGR S)
標準クラブ長 45.5インチ
ロフト角 9.5度 10.5度
可変スリーブ

ゴルフクラブのインプレッション

飛距離性能

「RS MAX」ドライバーは、フェースセンターに「重心点」「最大たわみ点」「最高CT(反発)点」を精密に一致させた「精密4点集中フェース」を採用しています。これにより、フェースのたわみが増大し、高初速を実現しています。さらに、CNCミルド加工された「Xフェース」も反発性能を向上させ、飛距離アップに貢献しています。また、シームレスフルチタンボディの形状、内部設計を見直しフェース重心を下げ、低スピン強弾道を実現しています。

寛容性

「RS MAX」ドライバーは、シリーズ史上最大の慣性モーメントを達成しています。これにより、スイング中のクラブヘッドのブレが抑えられ、ミスヒット時の方向性の安定性が向上しています。また、クラブヘッドの大型化と最適な重心設計により、スイートスポットが拡大し、オフセンターヒット時でも飛距離ロスを最小限に抑えることができます。

打感・打音

もともとフェースの反発に定評のあるRSシリーズですが、「精密4点集中フェース」の採用で、はじき感の強い打感です。打音に関してもシームレスフルチタンボディの採用でクリアで心地よい打音です。

ロフト角

ゴルフクラブには打球面にロフト角といわれる角度がついています。パターを除き、ドライバーのロフト角が最も小さく、通常9度~12度ほどです。
一般的にロフト角が小さいことを「立っている、閉じている」大きいことを「寝ている、開いている」と表現します。
ドライバー選びの際、ロフト角が立っているほど低い弾道となり、バックスピンの少ない強い弾道となり、より遠くへ飛ばす要素が強くなります。反面ロフト角が立ってくるにしたがってボールがつかまりにくく、右へのミスが多くなるため扱いにくくなり、ボールをつかまえる高い技術が求められます。逆にロフト角が寝ているとバックスピンの多い高い弾道となり、飛距離的にはやや不利ですが、ボールがつかまりやすく安定した弾道が出やすいため技術に不安のあるゴルファーや右へのミスが多いゴルファーに向いています。
市販されているドライバーは同じモデルで複数のロフトが設定されているので自分に合ったロフト角のギアを選ぶことがスコアの向上につながります。
また、可変スリーブ(いわゆるカチャカチャ)があるドライバーの場合は、ロフト角を調整することが可能ですが、ロフト角を寝かすとフェースが開き、立てると閉じるというようにフェースの向きも変わり、弾道へも影響が出るので注意が必要です。

シャフト

ドライバーはヘッド性能に目が行きがちですが、シャフトの重さやフレックス、キックポイントといった差y府との特性はヘッド性能同様弾道に大きな影響をもたらします。以前の市販ドライバーはメーカーが設定した単一銘柄のシャフトでフレックスのみが選択できるだけでした。最近では購入時に複数のシャフトメーカーの製品を選んで購入できるようになって来ました。
また、リシャフトという考え方も普及し、より性能の高いシャフトに交換し自分好みのクラブに交換し自分好みのクラブにカスタムするプレーヤーも増えています。

重さ

一般的にシャフト重量が重くなるとスイング軌道が安定し、軽いと不安定になるといわれています。半面重いシャフトはスイングスピードが落ちるため、軽いシャフトの方が飛距離が出ることが多いともいわれています。ヘッドスピードが落ちない範囲で一番重いシャフトを選ぶと良いといわれています。

フレックス

シャフトの硬さを「フレックス」といい、RやS、Xなどで表します。R→S→Xの順に硬くなっていきますが、その基準はメーカーやシャフトによって異なりますので注意が必要です。Sより硬いRシャフトやSより柔らかいXシャフトも存在します。ゴルフクラブはシャフトの「しなり」と「しなり戻り」によってヘッドスピードを上げるため、自分のスイングにあったフレックスを選択しましょう。硬すぎるシャフトはしならずにヘッドスピードが上がらず、逆に柔らかすぎるシャフトはしなりすぎてインパクトの時にヘッドが適正な位置に戻ってこない為、飛距離も出ず右や左に曲がりやすくなります。

キックポイント

シャフトのどの位置が一番柔らかいかという指標で、先調子、中調子、元調子などと表現します。先調子はヘッドに近い部分、元調子は手元に近い部分が一番しなりやすく設計されています。自分のスイングスタイルにあった調子のシャフトを選ぶことが重要です。先調子は高い弾道でつかまえて飛ばしたいがお勧めのゴルファーにお勧めで、元調子はタメが強く、パワーがあり低めの弾道で左へのミスを減らしたいゴルファーにお勧めです。

長さ

ドライバーのシャフトの長さは45~46インチが一般的です。USGAとR&Aはゴルフクラブの長さの上限を46インチに定めています。市販されているドライバーの中には46インチを越えるものもありますが、これは公式競技にでの使用が認められないだけで、娯楽としてラウンドする際には使用しても問題ありません。
一般にシャフトの長さが長くなるとヘッドスピードが上がり飛距離が伸びますが、振り遅れなどのミスが出やすい傾向があり、短いシャフトは操作性が上がり安定性は増しますが、飛距離は伸びにくいという傾向があります。

グリップ

あまり重要視されないグリップですが、クラブと体の唯一の接点であり、大変重要なパーツです。グリップ自体の重量は平均40g~60gもあり、ドライバーの総重量約300gのうち約17%程度を占めるためグリップウェイトはスイングバランスにも大きく影響します。また、自分の手にあった太さや握ったときの感触もスイングに影響します。一般的にはクラブを購入した際に装着されているグリップでほぼ問題ありませんが、グリップを交換することでパフォーマンスが向上することもあります。また、使い込んでツルツルになったグリップはパフォーマンスが低下にするだけでなく、すっぽ抜けなどで事故につながる危険もありますので早めの交換をお勧めします。